先日、某県内の高校生数名に聞いた話。
9月から始まる就職試験にむけて、志望を聞いていたとき、
高校生のほとんどが言っていたこと。
「何やったらいいんだろ?」
学校の種類にもよるのだろうけど、話を聞いたのは
某普通高校の生徒。
口を揃えていうのは「普通に学校行って、普通に就職して」
”普通”ってなんだよ?って思うし、
聞いてみた。
しかし、それについての回答はない。
ないというよりも、言えない。
働くということについての意識教育が全く無いままに、
就職活動をさせることの恐ろしさを現場で指導にあたる
学校教育者は知らなければならない。
自分達の言う言葉の重さを感じるべき。
中途半端に言った言葉でも、生徒にしてみれば、
人生を大きく左右することになることなのだと。
「就職率」を追った指導の仕方には疑問を感じる。
それが生徒の為だと言える根拠をしっかり持てないような
指導の仕方は今すぐに辞めるべき。
しっかり意識付けをしてあげることで、生徒は生徒なりの
価値観で、進路を決めていくだろう。
学校側はそこを引き出してあげることをするべき。
人生の選択は生徒個人がすることだ。
学校に決める権利はない。
Comments are closed