「良い人材が欲しい」
どこの企業でも言う言葉。
ただし、その「良い人材」の定義は明確ではない。
一般的に良い人材というだけのもの。
だから採用できない。
当たり前。
「ラーメンが食べたい」という人に対して
どこの店の何と言うラーメンが食べたいのか?と聞くと
それは決まっていないけど、何となくラーメンが食べたい。
…というのと同じ。
その程度のこと。
旨いラーメンを食べようとすると、それに見合った料金が
発生する。
同じように、「良い人材」を採用したいと思ったら
それなりの経費が発生する。
これも当たり前のこと。
ただし、経費が発生すると話が変わる。
そこが採用できない一番の問題であることに気付かない。
気付こうとしない。
だから、企業が活性しない。
そこに気付かなければならない。
社長だけ、もしくは上層部だけが高い報酬を貰っていて、
下の人間は暮らすのがやっとみたいな企業が多い。
雇う側、雇われる側だから、それが当たり前と言われれば
そうなのかもしれないが、だったら「良い人材」が欲しいなんて
言ってはいけないだろうし、言えないはず。
会社に無い能力を持っている人材を採用したいならば、
その辺の感覚を変えていかなければならない。
地方の企業ならば、尚更のこと。
設備投資に費用がかかるように、人材の採用にも費用は
当たり前のようにかかるのだ。
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