昨日、話をしてて感じたこと。

東京から戻って来たいけど、働ける環境がないと言う話。
やはりこの問題は切実だ。

これまでUターンの相談を受けて、自分もそれは感じていたこと。
相談を受けても、そのうちの何割しかUターンできていない事実。
もっと、紹介できる企業があればよいのだけど、なかなかそうも行かない。

企業の現実も関係しているから。

実際、人材としては欲しい人材だったりする。
しかし、企業側の一番の問題は、報酬を払えないこと。
要は、採用するに当たって年収が出せない。
本人が希望する年収が出せないと言うこと。
こればかりはどうしようもない。

本人にも家族もあれば生活もある。
秋田にUターンするに当たっての妥協はしているけど、
それでも秋田の給与水準は低すぎる。
企業の体力的なものもあるし、これまでの既存の社員とのバランスもあるというのもわかっている。

しかし、給与が払えないから採用できないって言うのはどうなのか?
少なくとも、紹介した人材を採用してもらうことで、その企業に有効だと思われる人材を紹介しいてるつもり。
その意味がまだわかってもらえてないのだろうか?
企業側が理解できてないのだろうか?
「人材への投資」
この意識が秋田の企業では理解しているところが少ない。
時代に取り残されている。

設備への投資はする。
しかし人材への投資はしてない。
・・・人って何なんだ?
人への意識が薄い証拠だ。
だから当然、報酬も低くて当たり前。
会社のトップは報酬が以上に高い。
社員のことは関係ないのだ。

Uターン希望者の為の土壌を作らなくてはいけない。
行政の政策とかそんな何も形のないものではなく、形あるものとして作っていかなくてはいけない。

今日はその会議をする。
5年以内に一つ形にしていきたい。

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