昨今、背中で子供に語れる男が少なくなってるのでは?と思う。

いわゆる”オヤジの背中”って奴だ。
我々世代というか、少なくとも自分はそれを見ながら生きてきた。
ガキの頃は何も感じることもないことだったけど、
今、自分が親になって、仕事にかなりのウエイトをかけるようになって、初めてその見てきたものの意味を理解できるようになった。

勿論、自分もそういった男でありたいと思って今を頑張っている。
自分への挑戦でもあり、自分を誇れる一面でもあり…。
それは一生続いていくもの。

それを見ているのは子供だけではない。
職場の部下や、顧客も同様だと思う。
そういった背中で何かを語りながら生きている人間、
またはそういった背中を見て、何かを感じられる人間が今少ないんじゃないかと思う。

国では”親育”だの何だの言ってるが、はっきりいって、それって人から教えられて「はいそうですか」って変われるものではないと思う。
それは、”育ち”だと思うから。
しかも何十年も生活してきて、今更変わることの難しい親の教育をするよりも、まだ先の明るい子供たちの教育をしたほうがよっぽど効果があるのでは?って思う。

「何したいの?」って転職相談の際には必ず聞く。
でも、どんな仕事があって、自分はどんな仕事が向いているのか?
・・・わからない人が多い・・・多すぎ。

高卒、大卒問わず、「仕事」って社会に出てみないと実際のところなんて誰もわからない。
でも、これは学校教育の中で、教えていくべきモノなのではないかと思う。
ただし、教員には教えることはできない。絶対に。

我々民間企業の人間を学校教育に取り込むべき。
自分はそう思う。
そして、自分はそういったこれからの若い世代の人達に
”自分の人生設計”について説いて行くつもりだし、実際
そういった講演活動もしている。

今年はもう2校くらい予定していたけど、何も営業していないので依頼はそんなにあるわけではないが、どの学校でもそういった就業についての悩みを抱えているのは現実にある。

数学ができたからといって、人生生き残れるわけではない。
確かに勉強は大事。
これは間違いない。
しかし、社会に出てから重要なことはそれ以外の部分であることが大半だと思う。

”何のために仕事をするのか?”
ここから始めなくてはいけない。

時間を割いてでも学校教育に必要なことだと思う。

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